高額年俸の選手や監督 サッカープレミアリーグ

近年ヨーロッパのサッカー界には、世界中から投資が集まるようになっており、選手や監督の年俸が高額化してきているのが現状です。特にビッククラブと呼ばれる歴史と伝統のあるクラブには多くのお金が集まり、日本からも様々な企業がスポンサーとなっています。また放映権料も重要な収入源となっていて、ヨーロッパのトップリーグには毎年1,000億円を超えるような放映権料が支払われています。

ヨーロッパのトップリーグの中でも、特にイングランドのプレミアリーグは放映権料が高いことで知られており、国内の放映権料だけで毎年3,000億円程度の収入を得ています。基本的に放映権料はクラブに分配されるシステムとなっているので、クラブの収入も増加しており、良い選手や監督を獲得しやすい状況にあります。そのため、世界的な名監督や選手が次々にプレミアリーグに集まり、年俸や移籍金の規模は拡大してきています。世界で1番、ブックメーカー投資が盛んな国イギリスのプロサッカーリーグでもあります。

プレミアリーグで活躍する監督の中で最も高い年俸をもらっているマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、30億円程度の年俸とされており、他のスポーツを比較しても高額の年俸を受け取っています。また、その他にもジョゼップ・グアルディオラ監督やユルゲン・クロップ監督も年俸が高額です。選手の場合も、リーグ全体の平均年俸が高額で、4億円前後となっています。高額の年俸を受け取っている選手としては、マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ選手やアレクシス・サンチェス選手などが有名で、金額は20億円を超えています。これらは税金などを抜いた手取りの金額となっていることから、クラブが支払っている金額はさらに高額なのが実情です。

ブックメーカー会社との関係はとても深く、ほとんどのクラブは、ブックメーカー会社をスポンサーとしています。特にユニフォームは、毎シーズン約半数のクラブがブックメーカー会社のロゴをプリントしたユニフォームで試合をしています。プレミアリーグのクラブにとって、ブックメーカー会社は大切な収入源です